肩こり

患者様の多くの方が一度は悩まされたことがあるのではないでしょうか？
一般的に日本人は首や肩の筋肉が細く肩こりを起こしやすい体型だと言われています。

四十肩・五十肩という言葉があるように40歳代以降で「肩に激痛が走る」「腕が上がらない」などの症状に悩まされている方は非常に多いですが、20～30代の若い方でも長時間のデスクワークや運動不足、スマホなどによる姿勢の悪化などにより肩こりの症状が出ている人は少なくありません。

慢性的な肩こりを放っておくと頭痛や睡眠不足を引き起こす場合もあり、慢性的な肩こりの原因として主に4つあります。

●運動不足
運動不足になると筋力がどんどん衰えてきて身体の姿勢を支える筋力のバランスまで崩れ肩こりの原因となります。
運動不足を解消するために日々の生活にウォーキング・ランニングを取り入れてみましょう。

●長時間同じ姿勢
トラックの配送・デスクワークのように長時間同じ姿勢で続けると一部の筋肉に負担がかかるので乳酸などの疲労物質が流れなくなり徐々に筋肉が硬くなります。
正しい姿勢を心掛けるだけでなく1時間に一回ほどストレッチなどで身体をほぐし、筋肉への負担をできる限り減らしましょう。

●ストレスが多い
肉体的に精神的にストレスを受けると筋肉を緊張させる働きが活発になります。
活発になることにより肩周辺の筋肉が緊張し肩こりが起こります。
連日ストレスにさらされ筋肉に過剰な緊張状態が続くと肩こりが慢性化してしまう可能性が高くなるので定期的にストレスを解消できるように心がけましょう。

●目が疲れやすい
目が疲れると首・肩の筋肉を緊張させ首こり・肩こりを引き起こします。
目が疲れやすいという方はコンタクトレンズやメガネの度数を見直してみましょう。
また、長時間にわたりスマホやパソコンなどの画面を見続けるのもよくないので仕事中でも定期的に休憩をしたり瞬きを多く意識するなど目をケアすることが大切です。

肩こりって、、、治るの？そう思っている人は多いと思います。正直に言います。
私なりの答えは、、、治るか治らないか分かりません。が、症状は100％改善します。

ただ単に肩が凝っている所だけをほぐすのではなく、胸の筋肉（大胸筋・小胸筋）や肩甲骨の筋肉（棘下筋・小円筋・大円筋）、また肩甲骨の位置・動きを調整することで必ず症状は改善します。結果、私は治るを信じ治療します。